どんな状況でも人を嫌な気にさせない、言葉のちょい足しレシピ
こんばんわ。
週末いかがお過ごしでしたか。
私は、久々に散髪に行ってきました
散髪といっても、私、嫁、子供二人、の家族全員で、嫁の行きつけの美容院に行って、貸し切りで全員切る、という斬新なスタイルです。
嫁だけ行くとなると、私が子供二人の面倒を見ることになり、まだまだ父親としてのスキルが乏しい私には負荷が高すぎるので、あえて全員で行くことで乗り切ろうというものです。
とは言うものの、子供というのは長時間室内でおとなしくするのが嫌いなので、結局は順番に子供の面倒を見ています。
ってか、世のお母さま方は、小さい子供が二人いると、なかなか髪の毛を切りに行けないんじゃないですか?
特に、母乳だけで育てている乳幼児がいると難しいですよね。
と知ったような口をきいて、主婦からの支持を得ようとしつつ、今日の話題にまいりましょう。
先日、嫁の祖母の家で食事をして、食後のコーヒーを飲んだ後、無性に喉が渇いていたので、嫁にサイダーをもらうことに、新しいコップをとるのが面倒な嫁は、そのままコーヒーを飲んでいたコップにサイダーを入れました。
すると、案の定コーヒーの残骸たちがサイダーとまじりあい、黒いつぶつぶが入ったサイダーになり、率直に「まずそう~」と言った私に対して嫁が、「あっ、体に良さそうやね~」といって、そのまま飲めよと言わんばかりに去っていきました。
なんでも言ったもん勝ちやないかい、と思ったのですが、いやいやそうじゃない、違う違うそうじゃないなと、どんな状況でも一言ちょい足しするだけで、相手のとらえ方が180度変わるのではないだろうか、ということに気付きました。
そこで今日は、選りすぐりの便利なちょい足しワードをご紹介させていただきます。
「あっ、体に良さそう」
早速こちら、嫁が使っていたお古ですが、これはなかなか便利な言葉で、どんな食べ物にでも使うだけで、あたかも体に良い物のように思えてしまいます。
食べ物なので、美味しいのか、美味しくないのか、にこだわるべきところに、体に良いか、悪いかという別の視点から見せることで、美味しくなくても妙に納得してしまう。むしろ悪い気はしない、という錯覚を起こさせることができます。
誰かが作ってくれた料理に対して、決して美味しくない(美味しそうでもない)という時に使うことで、料理自体は褒めていることになるので、非常に便利です。
また、例外として食べ物以外でも、変な動きをしている人や、こんなもん誰が欲しいねん?というお土産をもらったときなんかにも使える、万能ワードになっています。
「良い意味で」
これは、誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
ほぼ反則に近いこのワード。
どんなに相手をけなし、悪く言っても、文末に「、良い意味で」という言葉を添えるだけで、手前の事、全てが良い意味に変わります。
例えば、
「あなたの彼女はファッションセンスが無いよね。」
直訳すると
「お前の彼女はいつもダサい服を着てるよな、よくあんな奴と付き合っていられるぜメーン」
しかし、末尾に「良い意味で」をちょい足しすると。
「あなたの彼女は、とっても個性的で素敵な服を着ているよね、どこで買っているの、僕もあんな彼女欲しいよ」
と、なります。
極端な言い方に思うかもしれませんが、だまされたと思って使ってみてください。
「行為自体は○○ですね」
これは、ちょい足しとは、逆の発想になりますが、本当はとっても相手をけなしたい、罵りたい、バカにしたい、でも立場上言えない、これ以上は言えないよ、という時に、最後に着けることで、怒られるに相手をバカにできます。
例えば、相手が行っている行為は完全にストーカーだな、というような時に。
「○○さんって、とっても相手の事を好きですよね、僕もいつかそういう風に思える人に出会いたいです、まあ行為自体はストーカーですけどね」
事前に軽く相手を上げておくことで、相手のガードがゆるくなります、完全にガードが下がった事を確認し、相手をバカにするのではなく、その行為自体は○○ですね。ということで、相手は自分が悪く言われているとは思わず、むしろ気持ちよく帰っていきます。
あなたも言いたいこと言える、相手も悪い気はしていない、これぞウィンウィンの関係。社会全体に利益がもたらされます。
いかがでしたでしょうか?
これらは、初歩中の初歩、明日からでもすぐに使える言葉です。
皆さんも、お持ちのちょい足しワードがあれば、ぜひ教えてください。
きっと世の中が平和になるでしょう。
ではまた。