da kine

everything's ganna be alright!

ハワイ編

さて、ハワイの話でもしますか。

 
そもそもなぜハワイなのか。
初ブログにも書かせていただきましたが、むかしハワイに住んでいた事が有りまして。
今日は、私がなぜハワイに住んでいたのか、についてのお話。
 
199X年、私は大学受験に失敗した!
海は枯れ、地は裂け、あらゆる進路が絶たれたかに見えた。
しかも、父親に早く日本から出ていけと言われた!!!!
 
かなり簡単に世紀末風に説明するとこんな感じです。
 
私の父親は、なかなかクレイジーでして、私が中学二年生の頃から、「中学卒業したら、いつまでも実家に居てられると思うなよ」
と言われてました。
今のご時世であれば、間違いなく児童虐待ですよ。子供ながらに、若干のプレッシャーと覚悟は出来てましたね。
 
高校時代の友達は大人になっても付き合いがある、と周りの大人に聞いていた私は、せめて高校だけは日本で行かせて欲しいと父親に交渉。
「滑り止めは受けるな、行きたい高校に落ちたらフィリピンに送り込む」
と、人身売買の元締め的な回答がかえってきたので、売られまいと必死になって勉強し、何とか高校は志望校に入ることが出来、生暖かいハイスクールライフを手に入れました。
 
そんな、日々も長くは続きませんでした、高校3年に差し掛かったころ、元締めからの連絡。恐る恐る元締めの部屋に行くと、「もう日本はええやろ」
そろそろ何処に行くか決めとけよ、と言うことでしょう。
 
再度、日本の大学進学を交渉したとことろ、返って来たのはあの名言でした。
「滑り止めは受けるな、浪人も許さん。フィリピンかベトナム、アフリカもええなぁ」
人身売買の現地スタッフとして派遣しようとしていたのでしょう、きっと。
 
当時の私にとって、大学受験はまさに死闘、戦友達は皆、ナイフで胸に「闘」と刻み、泣きながら無言のエールを送ってくれていました。
 
次回ハワイ編、第2話「ジャブローに散る!」